2007年05月16日

17.レーシックの失敗と失明について

17.レーシックの失敗と失明について

レーシックはマイクロケラトームという機器で角膜表皮に薄いフラップ(ふた)を作ります。その際におこりうるトラブルとしてフラップ形成不全があります。

ごくまれにマイクロケラトームのヘッドがフラップ作成中に止まってしまったり、ヒンジ(角膜上でつながっている部分)が残らずフラップが切り離されてしまう、フラップの中央に穴があいてしまうというケースです。いずれも執刀医の腕が確かなら、まず起こらないトラブルです。

また、マイクロケラトームの性能が劣っている場合には、断面に非常に細かいスジが残り、それによってハロー(夜間にライトなどの光点の周囲がかすむ)が起こります。

ちなみに、ベストな状態であったとしてもマイクロケラトームで形成したフラップは、イントラレーザーで形成したものに比べると断面のなめらかさでは劣ります。そのため、マイクロケラトームを使ったレーシックにおいては、支障がない程度の多少のハローは起こります。

レーシックの失敗から失明にいたるような重大なトラブルは起こっていません。

過去の失敗例としては、フラップ形成ミスとその後のケアが不適切だったために不正乱視が残り、訴訟問題、賠償金支払いに発展したケースがありますが、全体の比率からいえば非常に低いといえます。

レーシックは手術の中では安全性の高いものですが、それでも100パーセントの成功を約束するものではありません。

レーシックを受ける際には、そのリスクやデメリットについても医師に話を聞いておきましょう。きちんと説明してくれるはずです。逆に良い面ばかりを並べて、マイナス面を説明したがらないクリニックは信用できないともいえます。


posted by ニッキ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | レーシックとは? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。